NO・916幾つかの重要と思われる短いニュース
解説を書くにはまだ早いが、重要だと思われるニュースが幾つもある。これらのニュースを何本かまとめてご紹介しておこう。
1:1月30日=イスラエルのネタニヤフ元首相は、経済協力がパレスチナ・イスラエル問題解決の良薬(西岸地域での3箇所の工業団地建設計画や、ヨルダン渓谷工業地帯構想を推進すれば、パレスチナ人の生活はよくなり、不満は解消されるという発想)
2:水が21世紀の国際紛争の原因になる(アラブ諸国でも、水資源問題が大きく取り上げられるようになってきている。トルコが川の流れを止めれば、シリアやイラクは干上がってしまうという現実がある。それ以外にも、水不足に悩むアラブ諸国は多い)
3:ガザとエジプト国境の壁が壊された結果、多数のハマース系テロリストが、シナイに入り込んでいる、という報告がイスラエルからあった。彼らはシナイ半島に潜伏するだけではなく、多くの武器をガザ側に持ち込んだとも、イスラエルは報じている)
4:中国将軍がイラン入り(中国軍幹部がイランを訪問し、イラン領内に中国軍の軍事基地を建設する、合意が交わされた。これは、フランスがアラブ首長国連邦に、海軍基地を建設する合意が交わされたことに対する、イランの対抗措置だと説明されている)
5:イスラム諸国議員会議にイランが参加(エジプトで開催された、イスラム諸国国会議員会議に、イランが大デレゲーションを派遣した。これは、両国関係が改善していることを示すものだ、とイラン側は説明している。
6:イラクが韓国企業への石油供給ストップ(イラク政府は、韓国企業とクルド自治シフトの間で交わされた、石油取引を認めないことにした。同時に、韓国企業が合意したバジアン鉱区の石油開発についても否認した)
7:シリア政府が元国会議員のライド・セイフ氏を逮捕した(ライド・セイフ氏は2000年の「ダマスカスの春」の主役の一人、シリアの著名な民主化運動家だ。彼が逮捕されたということは、以前に書いた(NO・912)シリア内部での何らかの変化に関連するものではないか。
投稿者: 佐々木良昭 日時: 15:33 | パーマリンク