アキュメン・ファンド

◆アキュメン・ファンド・フェローズ・プログラム(AFFP)とは
AFFPはアキュメン・ファンドが2007年から実施しているプログラム。発展途上国の低所得層に必要な社会的サービスを「マーケット」として創造的に捉え、ビジネス的な手法によりその解決を図るために必要なマネージメント能力を身につける約1年間のプログラムです。2010/2011期では、フェローは 2010年の9月から8週間にわたりニューヨークでマネージメントおよびリーダーシップスキルのトレーニングを受け、その後10カ月間は、アキュメン・ファンドが投資をしている発展途上国のベンチャー・ビジネスで、実地研修を受けました。このプログラムは世界中から多くの人たちが応募しており、2010/2011期には世界65カ国から 575人の応募があり、10人のフェローが選ばれました。フェローの研修成果は、独自の評価法で測定して、それぞれの成長に役立てられています。また、アキュメン・ファンドでは研修後の就職先を紹介することはしていませんが、大多数のフェローは、本プログラムでの経験を生かして民の立場から社会貢献事業でリーダー的役割を担っています。
 

◆アキュメン・ファンドとは
アキュメン・ファンド(Acumen Fund)* は、発展途上国において雇用を生み出し、社会に貢献するサービスを持続的に提供することが望めるビジネスの設立に投資することで、貧困問題の解決に寄与することを目指す起業ファンドです。2001年、ロックフェラー財団、シスコ・システムズ財団等の資金を基にニューヨークで設立され、インド、パキスタン、ケニヤ、タンザニア、南アフリカで活動をしています。医療、住宅、水、エネルギー、農業の5つのインフラ分野において、社会的サービスや物品を提供する革新的なベンチャー企業の設立や人材育成に投資することにより、低所得層の人々を貧困から脱却させることを目指しています。趣旨に賛同した多くの人々からの寄付によるファンドは、各地のベンチャー・ビジネスを通じて、現在までに1,000万人の人々に基本的な社会サービスを提供し、20,000 人以上の雇用を創出しています。

*Acumenには「見識、才覚、洞察力」といった意味があります。