タイプ
その他
日付
2008/4/14

スタートアップ・プログラムを受講して(四日市市 水谷留尉)

四日市市 東京事務所 水谷留尉

いよいよ私達第5期生の市区町村職員国内外研修プログラムがスタートしました。大きな期待と小さな不安を抱きながら、東京財団にて5日間のスタートアップ・プログラムを受講しました。

初日からPSUの西芝先生による熱心な指導でアメリカの地方自治制度や異文化コミュニケーションなどについて学びました。特にプレゼンテーションの手法について、私はこれまで典型的な日本式の起承転結という組立てを考えることが多かったので、序論(Introduction)・本論(Body)・結論(Conclusion)という非常にロジカルでわかりやすいアメリカ式の組立て方も常に意識して使っていくことで、もっと自分の表現力に幅が出来るようにしたいと思いました。

発表を行う筆者

3日からはPSUのマーカス・イングル先生とOSPの塚本先生によるプロジェクト・マネジメントの講義を受けました。プロジェクト・マネジメントについては、これまでその活用どころか全く無知に近い状態だと思っていたのですが、マーカス先生から指摘され、これまでの生活の中においても知らずに活用していることに気付かされました。ただ、“知らずに・・・”ではその効果は薄く、もっと体系的なものなのでこの研修の全プログラム期間を通し、しっかり自分のツールとして身につけ、常に意識して活用できるスキルを磨きたいと思っています。このプロジェクト・マネジメントの講義を受け、一番感じたことは「決められた枠に囚われていては答えは見つからない」ということです。いつも同じことの繰り返しをしてきた伝統的な日本の行政スタイルではなく、その枠を飛び越えてあらゆる視点から考えることを重要視していきたいと思います。

私が現時点で考えているプロジェクトテーマは「地域で支える地域医療プロジェクト(仮)」です。全国的にも問題になっている地域医療の崩壊を地域住民との協働により解決の糸口を探すというプロジェクトを考えています。自分が生活する地域の医療をどのようにしていきたいかを住民自身が真剣に考え、その意見を取り入れることができるシステム作り、そして、地域住民は地域の医療のことをもっと理解し、自分達の医療を自分達の手で支え、医療従事者も地域住民の医療ニーズについてもっと把握し、そして行政がその両者をバックアップするという協働体制の構築を検討していきたいと思っています。

チーム・エキササイズの様子

4日の講義終了後の夜には東京財団にてレセプションを開催していただき、財団の関係者様、OSPとPSUの先生方、各自治体の首長や上司、過去の研修生がお越しくださいました。我々の研修は、実施主体であられる東京財団はもちろん、家族や職場の協力も含め多くの方々に支えられていることを改めて実感しました。

今回のスタートアップ・プログラムは、とにかくあっという間の1週間でした。毎日何らかのグループ作業やプレゼンテーションも盛り込まれ、充実した時間だったからこそ短く感じたのだと思います。しかし、まだまだ本番はこれからです。地域のために自己研鑽に励み、研修生13人で切磋琢磨しながら少しずつでも着実に成長していきたいと思います。