タイプ
その他
日付
2009/10/30

グローバル展開するシルフプログラムに日本とアジアの視点を~立命館アジア太平洋大学(APU)が69校目のヤングリーダー奨学基金校に~

東京財団は、世界規模のリーダーを育成する「ヤングリーダー奨学基金(シルフ)プログラム」を世界44カ国で運営しています。これは人文社会科学分野の大学院生が対象となる奨学基金で、日本財団が基金を提供しています。事業開始から22年たった現在まで13,000人以上の奨学生が誕生し、様々な分野でリーダーとして活躍しています。

この度、立命館アジア太平洋大学(APU)【大分県別府市】に、69番目のシルフ基金を設置することになりました。これは、同大学がグローバルに展開するシルフネットワークとつながり、日本の視点、アジアの視点が、シルフプログラムを通じて世界に発信されていくことを期待するものです。

APUは、従来の日本にはない国際化を掲げたユニークな大学です。大分県別府市の地域コミュニティに根ざしながら、世界中から集う学生を、グローバルに活躍する人材に育てあげることを目指しています。2000年開学の新しい大学ですが、留学生受入れ数で日本ナンバーワンの地位を占め、97の国と地域から、約3千人の留学生を集めており、全学生(約6,000人)に占める留学生の割合は約50%におよびます。英語と日本語による二言語教育システムをとっており、教員も約半数が外国籍です。

世界の深刻化する諸問題を解決するには、多種多様な民族、言語、価値観をもつアジア太平洋地域の積極的関与が不可欠であるという同大学の考えは、国家、民族、宗教などの違いを越えて世界共通の課題に取り組むリーダーを育てるというシルフプログラムの理念と共通しており、この点が同大学にシルフ基金を設置することに至った大きな理由です。

10月19日(月)、大分県別府市のAPUキャンパスにおいてヤングリーダー奨学基金贈呈式がおこなわれました。今後、大学院生を対象に毎年3人の奨学生(フェロー)が選ばれ、基金の運用益を原資に奨学金が支給される予定です。

このプログラムによって、日本とアジアの視点を持つ世界のリーダーがAPUから育ち、大学全体にも様々な研究交流や社会貢献活動の機会が増えることが期待されます。