東京財団メールマガジン

Vol.562【論考Views on China「腐敗をなくす一番現実的な(?)方法」】

_____________________________2015/01/29

―――――――― 【東京財団メールマガジン Vol.562】 ――――――――

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[1] トピックス
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■┓“Views on China”― 中国の今、プロが観る
┃┃ 「腐敗をなくす一番現実的な(?)方法」
┃┃  加藤弘之 神戸大学大学院経済学研究科教授
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中国の政治、経済、外交、安保、社会などを客観的かつ分野横断的に定点観
測する“Views on China”。今週は、2013年から中国で大々的に展開されて
いる反腐敗キャンペーンについて、神戸大学の加藤氏がその問題点と改善策
について内外の議論を元に考察しました。腐敗撲滅が権力闘争の手段に使わ
れていること、過去の腐敗による摘発への不安や取り締まりを行う主体自体
の腐敗といった現実の課題に対し、腐敗を減少、撲滅する有効な改革の手法
はあるのか論じています。

▼ 続きはこちら
 http://s.tkfd.or.jp/1yPoPRw
▼ 論考シリーズ Views on Chinaはこちら
 http://s.tkfd.or.jp/15WtmH2
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[2] 新着記事
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▼ ユーラシア情報ネットワーク 分析レポート
  「『イスラーム国』邦人殺害予告事件を巡って
~中東における日本の扱いについて」
   宮原信孝 東京財団研究員
 http://s.tkfd.or.jp/15T1q64
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  特別投稿「仏Charlie Hebdo社襲撃テロ事件で犯行声明を出したAQAPとは?」
   和田大樹 東京財団リサーチ・アシスタント
 http://s.tkfd.or.jp/1y86aMY
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  特別投稿「金正恩の『新年の辞』からみる2015年の朝鮮半島情勢」
   黄洗姫 海洋政策研究財団研究員
 http://s.tkfd.or.jp/15T1vqq
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[3] メディア掲載情報
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■┓【『日経ヴェリタス』1月25日号】
┃┃ 異見達見「民主党は調整メカニズム磨け」
┃┃   加藤創太 東京財団上席研究員
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民主党代表選が去る1月18日に行われました。加藤上席研究員は『日経ヴェ
リタス』1月25日号に論文を寄せ、今回の代表選でも目立った「政策を軸に
した政権再編が不可欠」「自民党との差別化が必要」といった論調は、二大
政党制の下で、異なる選択肢から国民が選択する19世紀英国型の議会制民主
主義を模範とする考え方を背景にしていると紹介。しかし、有権者の嗜好が
二極化していない中で小選挙区を導入した日本では、二大政党の政策スタン
スは中央に収れんしがちなため、この考え方の実現性には疑問が残ると述べ
ています。また、政策の嗜好が多様化する現代にあって、政治家や有権者の
多次元の嗜好を二大政党のいずれかに切り分けることは不可能であるとも指
摘。党内の政策理念を全議員で共有することや、与党との差別化には限界が
あり、むしろ小選挙区制下の政党に求められるのは、様々な考え方を調整し
集約する優れた党内調整のメカニズムであると論じています。

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■┓【『週刊東洋経済』1月31日号】
┃┃ 中国動態「偶発的衝突を避けるには意思疎通だけでは不十分」
┃┃   小原凡司 東京財団研究員
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小原研究員は『週刊東洋経済』1月31日号に、日中首脳会談で合意した両国
の海上連絡メカニズムの構築に関する協議が東京都内で行われたことについ
て論文を寄せ、「技術的な問題などを協議し、一定の共通認識に達した」と
発表された協議ではあるが、「海上連絡メカニズムが構築されても危機の回
避は保障されない」と述べ、重要なのは「メカニズムだけではなく、『「衝
突を回避する意思』が現場まで浸透していること」だと論じています。

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■┓【『週刊エコノミスト』2月3日号】
┃┃ 特集 とことん分かる原油安「Q. 石油火力はどうなる?
┃┃ 経済効率性は向上するが二酸化炭素排出に課題」
┃┃   平沼光 東京財団研究員
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日本の中長期的なエネルギー需給の将来像を検討し、望ましい電源構成を追
及する「エネルギーミックス」の議論が本格化するのを受け、平沼研究員は
『週刊エコノミスト』2月3日号に寄稿し、エネルギーミックスを考えるうえ
で重要な「3E+S」と呼ばれるEnergy Security(安定供給・エネルギー安保)、
Economic Efficiensy(経済効率性)、Environment(環境への適合)、
Safety(安全性)の4つの物差しを紹介。石油火力発電をこれらの物差しで
検証し、石油の調達先を中東に依存していることによる供給不安定化のリス
クや、二酸化炭素排出量の比較について考察しました。さらに、原発事故に
よって浮き彫りになったさまざまな課題に3E+Sの考え方でどう対処するかが、
今後エネルギーミックスの議論で重要になると指摘しています。

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■┓【1月19日付「日経ビジネスオンライン」】
┃┃ 終戦から70年、改めて歴史に学ぶ「政党は善玉、軍部は悪玉――
┃┃      は間違い―政党政治を自ら壊した政友会と民政党」他2回
┃┃ 筒井清忠 東京財団上席研究員×井上寿一氏(学習院大学学長)の対談
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今年は第2次世界大戦終了から70年を迎え、先の戦争を巡る議論が内外で活
発になると予想されます。日本近現代史の大家、筒井上席研究員(帝京大学
文学部教授・学科長)は昭和戦前期の政党政治の崩壊等について、井上寿一
学習院大学学長と日経ビジネスオンラインで対談しました。この中で、「軍
部=悪、政党=善」という前提で語られがちな戦前期の政党政治と軍部の台
頭について、「(戦前は)前の政権が何らかの失敗をして総辞職することで、
(別の政党が)政権を獲得していた。どんな手段を使ってもいいから政権与
党を倒せということになる。ある場合には軍部と手を組むことすら辞さなか
った」と指摘し、「単純な善玉・悪玉史観でものを見続けるようでは、当時
とあまり変わらないことになるかもしれない」と述べました(全3回)。

▼ 記事はこちら(「日経ビジネスオンライン」サイトへ)
 http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150109/276012/

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■┓【1月26日付「ダイヤモンドオンライン」】
┃┃ 「検証・安倍政権の安全保障政策(2)
┃┃ 『集団的自衛権の行使容認は“普通”にやるべき政策』」
┃┃   渡部恒雄 東京財団上席研究員のインタビュー
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渡部上席研究員は、1月26日付「ダイヤモンドオンライン」サイト掲載のシ
リーズ「検証・安倍政権の安全保障政策」のインタビューに応え、第一次、
第二次安倍内閣を通じて行ってきた一連の安保政策について「他の自民党政
権や民主党政権でもやるべきだと思っていたこと、やろうとしていたことの
延長線上」にあると述べ、タカ派的な発言がクローズアップされているが、
周回遅れで宿題を片づけている状況だと解説。7月に閣議決定された安保法
制の整備のための基本方針の立法化や日米安保条約のガイドライン見直しを
まとめることも今後必要となるが、残る宿題として、いわゆる武力攻撃に至
らない侵害である「グレーゾーン」のケースでも自衛権を行使できるように
仕組みを変える必要があると論じています(全2回)。

▼ 記事はこちら(「ダイヤモンドオンライン」サイトへ)
 http://diamond.jp/articles/-/65636

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[4] お知らせ
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■┓ 2015年度 参加者募集 来たれ!地域をよりよくしたい人!
┃┃  自治体自立のための「東京財団週末学校」
┃┃    市区町村職員人材育成プログラム
┃┃ ◆応募締切 2015年2月20日(金)◆
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現在日本は、人口減少、超高齢社会を迎え、全国各地で様々な新しい課題を
抱えています。各地域がそれぞれの特徴を活かした自立的で持続的な社会の
創生が標榜されるなか、住民を主体とする地方自治の本質を理解し、それを
実現するために自らの頭で考え、自ら行動する覚悟と勇気をもった人材が求
められています。

東京財団では、市区町村職員を対象に、「東京財団週末学校2015」の参加者
を募集しています。自分たちこそが地域づくりの担い手の一員であるという
当事者意識をもち行動することを目指すとともに、新しい自分を発見するこ
とに自ら挑むリーダーシップ開発プログラムです。自らの地域をよりよくし
たいという強い想いをもち、住民自治の実現を志す皆様のご応募をお待ちし
ています。

▼ 詳細はこちら
 http://s.tkfd.or.jp/1Bz0LlK
▼ お問い合わせ:東京財団週末学校事務局
 Tel: 03-6229-5503 E-mail: shumatsu-gakko@tkfd.or.jp

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