タイプ
その他
プロジェクト
日付
2012/7/3

アメリカ大統領選挙UPDATE6

大統領選挙までおよそ四ヶ月となった。予備選挙の混乱も一段落し、メディアはもっぱらロムニーの副大統領候補選びに注目している。オバマ大統領の支持率を見ると、落選ラインよりは上に位置してはいるものの、当選ラインに達しているかといえばそこまではいっていない。ちょうど落選したカーター/ブッシュ・シニアと再選を果たしたレーガン/クリントンの間といったところだろうか。状況として似ているのはブッシュ・ジュニアかもしれない。

ロムニーは予想より善戦はしてはいるものの、好感度の面など個人的資質の面でオバマに大分引き離されている。ただし資金集めの面ではロムニー陣営の方が有利に立っているとの見方もある。先般、最高裁が「オバマケア」について合憲との判決を下したが、これがやや失速気味であったティーパーティー運動を再活性化させる可能性は十分にある。また共和党の論客たちは最高裁の判決はオバマケアを経済と並んでトップアジェンダに押し上げたと主張している。

今回は、これまで定点観測的に分析してきたテーマに加え、副大統領候補の選定、大統領選挙に関する様々な予測の検証など、これまでとはちがった角度から大統領選挙にアプローチしてみた。次回は9月中旬、両党の全国党大会も終わり、本格的に選挙に突入した時期に開催することとなっている。

「現代アメリカ」プロジェクト 大統領選チーム・リーダー 中山俊宏

コラム&執筆者



2012年大統領選挙をめぐる注目の指標細野豊樹(共立女子大学教授)

オバマ大統領の同性愛結婚支持飯山雅史(読売新聞調査研究本部)

オバマ大統領とロムニー候補の雇用対策西川珠子(みずほ総合研究所政策調査部主任研究員)

ロムニー選対)「チーム・ロムニー」鉄の結束?-側近は旧知の仲間、政策顧問はブッシュ色強く袴田奈緒子(政治アナリスト)

オバマ大統領再選キャンペーンの陣容池原麻里子(ジャーナリスト)

「副大統領」という名の選挙戦術:ロムニーの伴走候補について西川賢(津田塾大学准教授)

オバマの再選戦略(6)「身内の敗北宣言」と楽観論と前嶋和弘(文教大学准教授)

左派言論人・コラムニストの大統領選挙をめぐる評価2渡辺将人(北海道大学准教授)

右派言論人・コラムニストの大統領選挙をめぐる評価2中山俊宏(青山学院大学教授)





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