タイプ
論考
プロジェクト
日付
2012/3/21

アメリカ大統領選挙UPDATE4

スーパーチューズデーも終わり、もう3月も下旬になろうとしているが、共和党の予備選挙はまだ当分終わりそうにない。ただ一連の選挙を通じて、ロムニーが「もっとも脆弱な筆頭候補」の地位を固めつつある。サントラムは撤退する理由がないし、ギングリッチはやめる理由を敢えて見ようとはしていない。メッセージ候補のポールは、とどまりつづけることそれ自体が目的だ。ロムニーも弱いが、その弱いロムニーを退けられない、他の候補たちもそれ以上に弱い。予備選が長期化すればするほど、ロムニーの最大の強みである「当選可能性(エレクタビリティ)」が揺らいでいく。一方で、一時上を向きはじめたオバマ大統領の支持率も、ガソリン価格の高騰が作用してか、その数字を大きく下げている。どうも輪郭が見えにくいこの選挙の構造を浮かび上がらせるためにも、引き続きタイムリーな論考を発表していきたい。次回は4月中旬に開催される予定だ。
「現代アメリカ」プロジェクト 大統領選チーム・リーダー 中山俊宏


コラム&執筆者



サントラム候補躍進の2月 池原麻里子(ジャーナリスト)

「スーパー」になれなかったスーパーチューズデー~熱狂なき混戦を象徴、長期化は必至? 袴田奈緒子(政治アナリスト)

ミット・ロムニーの研究:人物と足跡を中心に 渡辺将人(北海道大学准教授)

モルモン教に対する有権者の意識と「脆弱な筆頭候補」 細野豊樹(共立女子大学教授)

なぜリック・サントラムが善戦しているのか? 中山俊宏(青山学院大学教授)

サントラム候補の経済政策 西川珠子(みずほ総合研究所政策調査部主任研究員)

オバマの再選戦略(4)支持固めを急ぐ「カムバック・キッド」 前嶋和弘(文教大学准教授)

アメリカンズ・エレクト:分極化を打開する新たな「方法」か? 西川賢(津田塾大学准教授)






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