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オバマ政権の主要高官人事分析

September 28, 2009

「現代アメリカ研究」プロジェクト (リーダー:久保文明 東京財団上席研究員、東京大学教授)では、メンバーの足立正彦氏(住友商事総合研究所シニア・アナリスト)が中心となり、2008年大統領選挙に立候補した主要候補者の選対本部・政策アドバイザーの動向を分析した一連の研究(人名録)を、2007年11月から2008年10月まで3回にわたり公表してきました。

それが「2008年米国大統領選挙主要候補者の選対本部・政策アドバイザー人名録」 第1版 、 第2版 、「米大統領候補人脈の研究 マケイン、オバマ両候補の選対本部幹部、政策顧問、有力支持者分析―2008年( 人名録第3版 )です。

その後、11月4日本選挙におけるオバマ大統領の勝利、政権移行期チームの設置、主要閣僚の指名等を経て、2009年1月21日、オバマ氏は正式に第44代アメリカ合衆国大統領に就任しました。

アメリカの大統領選挙では、各候補者の選対本部や政策アドバイザーとして活躍する人々の出入りはかなり頻繁に行われますが、オバマ政権の成立に伴い、これらの人物がどのような地位に就いたのか、興味をそそる問題であるであるだけでなく、オバマ政権の政策を分析する上で重要な要素となります。

足立氏は、政権発足後半年以上経過した2009年9月、これらの人物の動きを含む「オバマ政権の主要高官人事分析」を完成させました。これは先に公表した3版にわたる「人名録」の続編にあたる第4版と言うべき分析結果です。

公表が大幅に遅れてしまいましたが、ここに第4版を掲載いたします。前3版と併せ読んでいただければ、候補者をめぐる人物の動きを見ることで、アメリカ政治の一つの側面が浮かび上がってくると思います。

就任1年を経たオバマ政権は、約束したチェンジをなかなか実現できず、国民の熱狂的支持が大きな失望感に変わりつつある困難な現実に直面しています。この難局を乗り越えるためには、言うまでもなく大統領を支える高官たちの活躍が欠かせません。 この主要高官人事分析が、これまでの3つの人名録とともに、オバマ政権の来し方行く末を研究する方々にとって、有益な道標となることと確信します。

東京財団「現代アメリカ研究」プロジェクト


2009.09.28 オバマ政権の主要高官人事分析 【PDF 915KB】
2008.11.14 米大統領候補人脈の研究 マケイン、オバマ両候補の選対本部幹部・政策顧問・有力支持者分析 ― 2008年(人名録第3版)
【PDF 6.04MB】(A4・170枚)

2008.02.18 2008年米国大統領選挙主要候補者の選対本部・政策アドバイザー人名録第2版 【PDF 2.78MB】
2007.12.13 第1版追補(Mike Huckabee) 【PDF 75KB】
2007.11.28 2008年米国大統領選挙主要候補者の選対本部・政策アドバイザー人名録第1版 【PDF 3.66MB】

  • 研究分野・主な関心領域
    • アメリカ政治
    • アメリカ政治外交史
    • 現代アメリカの政党政治
    • 政策形成過程
    • 内政と外交の連関

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