タイプ
レポート
日付
2013/5/24

医療・介護制度改革を考える連続フォーラム

連続フォーラム「医療・介護制度改革を考える」概要


1.趣旨

東京財団は昨年10月、政策提言「医療・介護制度改革の基本的考え方」を公表し、医療・介護連携によるプライマリ・ケア(初期包括ケア)の充実や政策決定の分権化などを提言しました。

しかし、医療・介護は殆ど全員の国民に関係する領域であり、その基盤である連帯は国民自身が作り上げる必要があります。このため、医療・介護の制度改革に関して、国民が単なる受益者や傍観者ではなく、当事者や納税者の意識を持って議論に参加し、合意を形成して行く必要があります。

そこで、東京財団は非営利・独立の立場を生かし、医療・介護改革についてオープンな立場で関係者が議論する場として、連続フォーラムを開催することにしました。

連続フォーラムでは、サービス供給体制や報酬制度、保険制度などのテーマについて、厚生労働省が掲げる「地域包括ケア構想」(在宅を中心に生活圏内で医療・介護サービスを切れ目なく提供するシステム)の課題や足りない視点を浮き彫りにしつつ、あるべき方向性を模索します。

2.視点

医療・介護制度は「より良く生きて、より良く死ぬための仕組み」と考えています。そのためには患者・利用者が使いやすく、安心できる仕組みにしていく必要があります。

同時に、医療・介護費の増加ペースを考えると、制度の持続可能性も確保しなければなりません。しかし、生活に密着した医療・介護の総量規制、一律規制には限界があり、患者・利用者の合理的な選択を支える現場・制度づくりも求められます。

連続フォーラムは細かい制度論に終始するのではなく、利用者・納税者の視点を中心に据えつつ、医療・介護政策のあるべき姿を模索します。

3.実施内容

サービス供給体制や報酬制度、保険制度、住民参加などのテーマについて、医師・看護職、介護職などの現場関係者に加えて、学識者や研究者、実務者、NPOも交えて議論します。

4.開催実績


  • <第4回>「ケア」先進地から探る医療・介護制度改革のヒント  実施日:2014年4月3日
  • ▼スピーカー
    青沼孝徳(涌谷町町民医療福祉センター長)
  • 中野智紀(社会医療法人JMA東埼玉総合病院在宅医療連携拠点事業推進室長)
  • 三原 岳(東京財団研究員兼政策プロデューサー)
  • 冨田清行(東京財団研究員兼政策プロデューサー)※モデレーター
  • ▼資 料
    議事要旨・配布資料

  • <第3回>日本とオランダの介護政策の将来像  実施日:2013年10月29日
  • ▼スピーカー
    Marieke van der Waal (Leyden Academyディレクター)
  • 秋山正子 (ケアーズ白十字訪問看護ステーション代表取締役)
  • 大森正博 (お茶の水女子大学生活科学部准教授)
  • 三原 岳(東京財団研究員兼政策プロデューサー)※モデレーター
  • ▼資 料
    議事要旨・配布資料

  • <第2回>納得できるケアと透明な料金体系を目指して  実施日:2013年6月14日
  • ▼スピーカー
    猪口雄二 (全日本病院協会副理事長、医療法人財団寿康会理事長)
  • 柳本文貴 (NPO法人グレースケア機構代表)
  • 真野俊樹 (多摩大学大学院医療・介護ソリューション研究所教授)
  • 三原 岳(東京財団研究員兼政策プロデューサー)※モデレーター
  • ▼資 料
    議事要旨・ 録画・配布資料

  • <第1回>たらい回しの起きにくいサービス体制に向けて  実施日:2013年5月15日
  • ▼スピーカー
    天本 宏 (医療法人財団天翁会理事長)
  • 秋山正子 (暮らしの保健室長、ケアーズ白十字訪問看護ステーション代表取締役)
  • 澤 憲明 (英国家庭医療専門医)
  • 三原 岳(東京財団研究員兼政策プロデューサー)※モデレーター
  • ▼資 料
    議事要旨・ 録画・配布資料


5.その他