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「食のたからもの取材レポート」第7弾は「アサクサ海苔」のレポート をお届けします。海苔と言えばすぐに「アサクサ海苔」と連想してしまうほど、知名度が高いにもかかわらず、現在流通している海苔のほとんどはスサビノリ。大量生産、価格競争の時代にあって、手摘み、手漉き、天日干しといった日本の伝統的技術は過去のものになりつつあります。今や幻の品種と言われるアサクサ海苔を求め、「食の学校」を主催する塩川恭子氏が、鹿児島県出水市の福江浜に取材しました。 |
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このアサクサ種は水温の変化や海水の汚染に非常に弱く、病気が発生しやすい。日本中に環境汚染が進むにつれて、アサクサノリは徐々に姿を消していったのである。

この日光浴で栄養分が豊富で健康な海苔が育つ。海は時間で潮位が変わるので、毎日舟を出し、海苔ヒビの高さを調節しなければならない。この作業は生産者にとってかなりの手間だ。
この「酸処理」は偶然から始まった。ある人が飲みかけてこぼれたコカコーラが海苔網にかかった。するとそこだけ海苔養殖に厄介なアオサが消えたというのだ。酸は病原菌に強い。網を酸性の液に浸けることで、病気を防げる。また、手間のかかる干出の必要がなくなって、海水にずーっと浸けぱなしで生育が早くなる「浮き流し養殖法」も可能になった。