タイプ
その他
日付
2007/9/6

「食のたからもの再発見」第1回研究会開催報告

「食のたからもの再発見プロジェクト」では、9月6日に第1回研究会を開催しました。

プロジェクト・メンバーは次のとおりです。

・プロジェクト・リーダー
島村菜津氏(作家)

・プロジェクト・メンバー
吉開俊也氏(スローフードジャパン広報・交流委員会 委員長)
竹内 周氏(らでぃっしゅぼーや生産者の会事務局)

研究会では、まず、本来、「政策イコール生活」である筈の政治が生活から離れてしまっている現状に鑑み、本プロジェクトでは、政策は生活の中で実現するしかあり得ないことを、もっとも人間の根本ですべてに繋がる「食」を通して具体的にわかりやすく訴えていくことを確認しました。

その上で、今後の調査について、次のような方針を固めました。

調査・選定の方針

・「日本のたからもの」と呼ぶに値する、風土が育んだ固有の風味や、その生産行為そのものが守りたい日本の原風景を作りだしているような食材を選定し、実際に現地に赴き調査を行う。

・とくに、その食べ物の価値がまだ充分に評価されず、さらに高齢化などにより生産者が減り、消滅の危機にさらされているものに焦点を当てる。生産協力者や後継者も紹介し、一過性ではなく、その地域の継続的な支援に繋げる。

・生産現場の風景や生産の手間、さらにはひとつの食材にまつわる様々な工夫、知恵も書き留め、ひとつの食材から広がる地域の多様性を掘り起こす。

・環境と食が不可分の関係にあることや、食材とその生産背景にある社会状況や政策との関わりも具体的に示す。

今後の予定

上記の方針に沿って「食のたからもの」発掘のための選定基準を明確にした上で、調査を9月より進めていきます。まずは秋・冬の食材を選定し(約20品目)、実際に生産地に赴いて調査を行います。そして、その成果をわかりやすくまとめ、若い世代への発信も視野に入れながら、様々な媒体で発表していきます。