人を育てる(人材育成)

人材育成

グローバルに展開する人材育成プログラム


東京財団では、将来を担うリーダーの育成をそのミッションの一つにしています。今の時代に求められるリーダーとは、社会が直面する様々な課題に取り組む強い志を有し、広い視野で物事を捉え、取るべき道を創造的に模索する勇気と能力をもつ人材です。

その人材育成事業の大きな柱として、2つの世界規模の奨学金プログラムを運営しています。

Sylff(ヤングリーダー奨学基金/The Ryoichi Sasakawa Young Leaders Fellowship Fund, "シルフ"と発音)プログラムは、日本を含む世界44ヵ国、69の大学・大学連合において、主に人文社会科学分野を研究する大学院生に奨学金を授与しています。「世界規模の諸問題が複雑化・多様化する現代社会において、国家・宗教・民族などのあらゆる差異を超え、文化や価値の多様性を尊重し、人類の共通の利害のために貢献するリーダーを育成する」という目的を掲げ、学生の選考にあたっては、学業が優秀であることはもとより、将来を担うリーダーとしての資質が重視されます。1987年の設立から順次規模を拡大し、他には類を見ない、大規模な奨学金プログラムに発展しました。15,000人にのぼる奨学生の多くは、既に社会の第一線で活躍しています。

日本語教育基金 (Nippon Foundation Fund for Japanese Language Education: NF-JLEP)プログラムは、世界の日本語教育促進を目指しています。1994年に設立され、世界6ヵ国、8大学において、日本語を学ぶ学生や、日本語教師を支援しています。

この2つのプログラムを通じて、大学間はもとより、個々の教員や学生間のネットワークが広がっています。

また、国内のリーダー育成にも力を注いでおり、2004年度から市区町村職員を対象とした人材育成プログラム「東京財団週末学校」を実施しています。本プログラムの目的は、住民を主体とする地方自治の実現と地域の潜在力を活かした多様性あるまちづくりのため、自らの頭で考え、行動を起こすことができる人材を育成することであり、参加者の「現場力」を高めることを目指しています。

全10回の週末を利用したプログラムは、地域リーダーによる講義や演習、国内外の先進地域におけるフィールド調査、そしてプログラムの"卒業論文"にあたる、「私の政策提言」の執筆などにより構成されています。開始から11年、全国各地で220名の修了生が活躍しています。