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2008 4.3 THU

創立10周年記念シンポジウムシリーズ第5回「市場原理と中国経済」

創立10周年記念シンポジウム「グローバル化時代の価値再構築」
第5回「市場原理と中国経済」

中国はグローバリゼーションの中で経済を発展させ、一人あたりGDP ではまだ大きな発展の余地があるものの、エネルギー消費では世界第2 位、貿易額は世界第3 位を占めるにいたっています。発展途上国がスーパーパワーとなった歴史上初めての国といえます。
しかしこの国は今、改革の転換期に直面しています。市場経済のさらなる発展のために民主的な法制度が整備されていくのか、中国社会の両極分解の原因となっている所得の格差をどのように是正していくのか、さらに国有資産の民営化過程で生じている腐敗現象により、市場経済化を後退させる危惧はないのか ―。
このような疑問に答える形で、現代中国を代表する経済学者であり、市場経済の旗手として著名な呉敬璉教授にお話しいただきます。これに続くパネルディスカッションでは、青木 昌彦・東京財団特別上席研究員をモデレーターに有識者を交えて、日中経済関係の将来および世界経済への影響について議論します。

日時: 2008年4月3日(木)
16:00 - 18:00 基調講演・パネルディスカッション(15:30 受付開始)

※同時通訳(日本語/中国語)

18:00 - 19:00 カクテル・レセプション
会場: 日本財団ビル2階(東京都港区赤坂1-2-2)
パネリスト: 行天豊雄(財団法人国際通貨研究所理事長、株式会社三菱東京UFJ銀行特別顧問)
呉敬璉(中国国務院発展研究センター研究員)
モデレーター: 青木 昌彦(東京財団 特別上席研究員(スタンフォード大学名誉教授))

登壇者紹介

行天豊雄(財団法人国際通貨研究所理事長、株式会社三菱東京UFJ銀行特別顧問)

【略歴】 1931年生まれ。55年東京大学経済学部卒業後、大蔵省に入省。プリンストン大学留学。国際通貨基金、アジア開発銀行に出向、国際金融局長、財務官などを歴任。89年退官後、ハーバード大学、プリンストン大学の客員教授を経て、92年から96年まで東京銀行会長。95年12月に国際通貨研究所初代理事長となる。98年には小渕首相の助言役として内閣特別顧問を努めた。著書には「富の興亡-円とドルの歴史」(東洋経済新報社)など。

呉敬璉(中国国務院発展研究センター研究員)

【略歴】 国務院発展研究センター研究員。1954 年復旦大学経済学部卒業。中国社会科学院大学院教授、北京大学経済学研究科教授、中欧国際工商学院教授、中国人民政治協商会議全国委員会常務委員、経済委員会副主任。2005 年中国経済学賞受賞。国際経済学連合(IEA)執行委員(2005-08年)。

青木 昌彦(東京財団 特別上席研究員、スタンフォード大学名誉教授)

【略歴】 1964年東京大学経済学修士。1967年ミネソタ大学より経済学博士号(Ph.D.)。スタンフォード大学とハーバード大学で助教授を務めた後、京都大学において助教授、教授、現在同大学名誉教授。1984-2004年 スタンフォード大学教授を経て、現在は同大学名誉教授。また2001-04年には独立行政法人経済産業研究所(RIETI)所長を務める。

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