タイプ
その他
日付
2009/3/30

マコーリー大学 (Macquarie University)

マコーリー大学について


マコーリー大学は研究に重点を置いた学生重視の大学で、革新的な教育アプローチと国際水準の最新研究により各産業や社会のニーズに応えることを目指しています。学問は社会で応用され、活かされるべきであるというのがマコーリー大学の信念です。

大学での日本語教育


マコーリー大学の日本研究は、21世紀に羽ばたく学生のための実用的、学術的で革新的なプログラムの提供を目指しています。

1988年の設立以降、日本研究学科は、日本語教師の育成の原動力となってきました。1989年にニューサウスウェールズ州教育省により、日本語教師の養成機関に指定されたことからも分かるように、日本研究学科は、継続的な研究と言語習得に関する最新知識によって高水準な日本語教育を維持しています。

現在、日本研究学科では法学、経済学、教育学、国際関係学など様々な学部から約400人の学生が学んでいます。日本語や日本の文化を学び、その知識をそれぞれの専門分野と関連付け活かしてくれることを願っています。

1995年に専門研究センターとして新設されたマコーリー日本研究センター(Macquarie’s Japanese Studies Centre: MJSセンター)では、大学の日本研究学科の教育水準の高さを活かし、地域社会へ働きかけるプログラムなど、新たな試みを展開しています。

まず、MJSセンターと日本研究学科は、2009年に異文化間言語教授法の修士課程を導入します。これは、雇用教育訓練・青少年問題に関する閣僚諮問委員会が発表した「オーストラリアの学校における外国語教育の指針」に対応するものです。この指針では、国際社会における教育は、言語教育を通して異文化理解を深める役割を果たさなければならないとしています。この新しいコースでは、外国語教師の専門能力のさらなる向上を目指しています。

また、外国語教育の指針に対応し、MJSセンターは、ユースセミナーシリーズの計画も進めています。近隣の高校生とマコーリー大学の学生が主な対象です。このセミナーは、問題解決アプローチを通して、地域の青年によるシンクタンクの設立の機会を提供するために計画されました。このセミナーを通して「国際社会に積極的に関わろう!」というメッセージを伝えていきます。

最初のセミナーは、2008年10月下旬に、オーストラリア連邦政府の言語教育アドバイザーのアンソニー・リディコート教授(Prof. Anthony Liddicoat)と、第二次世界大戦後の日豪関係修復に継続的に大きく貢献したことで有名なポール・グリン氏(Fr. Paul Glynn)を招き、開催されました。

また、地域の青年が世界、特に日豪関係における自分の役割を認識する機会として作文とプロジェクトコンテストの開催を検討しています。「第三の場を求めて」というテーマを掲げたこのプロジェクトを通して、文学、歴史、環境の持続可能性、音楽などの分野における客観的で公平な立場や異文化の多様性の発見につながることを期待しています。

日本語教育基金による活動


MJSセンターで行われているプログラムは、前述したように、言語教育の新しい定義-地域社会における「相互理解のための言語習得」の普及を目指しています。日本語教育基金での主な活動は、次の通りです。

異文化間言語教授法の修士課程
言語表現と文化の関連に重点を置いて、効果的に言語教育を実施することを目指した、教員対象の専門能力開発プログラムです。

教材開発のための助成金・奨学金
地域や世界の日本語教授に直接影響を与えるような、地域社会における研究の促進を目指しています。次のような活動に助成してきました。

*高等学校による「オンラインによる遠隔教育のステージ6ビギナーズコースの開講」
(遠隔地での質の高い教育の普及)
現在、教材が十分でない地方に住む高校生には教科書やCDを配布しています。
オンラインプログラムが完成すれば日本研究においてもインタラクティブな
やり取りが可能になります。


*マコーリー大学の日本研究学科による「日本のアニメについての総合情報サイトの
開設」
学校における視覚リテラシー教育が重要となります。

*マコーリー大学の認知心理学研究チームによる「同音異義語による日本語の成り立ち
の理解」
より効果的で理論的に妥当な教材開発の基礎研究です。

ユースセミナーシリーズ
地域の青年に総体的で分かりやすく日本語を学ぶ機会を提供することを目指します。


*英語の原文を和訳・編集しました