CSR研究

研究の背景と目的

環境、貧困、人権などの社会的課題は、長らく主として政府部門が取り組むものとされてきましたが、グローバル経済の進展によりビジネス活動が及ぼす影響の範囲が急速に拡大している今、民間部門もこうした問題に対して無関心ではいられない時代になりました。

また、大規模災害対応やコミュニティー特有の課題に対しては、行政や政府の枠組みだけでは対応できないことが増え、企業も、社会の成員として責任を持って、こうした問題と向き合うことが求められるようになりました。

このような「CSR(Corporate Social Responsibility)」の概念は近年日本でも広く浸透し、CSRレポートやウェブサイトで実績を紹介する企業も増えました。しかしながら、多くの場合、事例紹介にとどまっているのが現状で、せっかくのCSR活動でありながら、各社が持つ高い問題解決能力が認識されないままになっています。

そこで、東京財団では、企業の強みを活かした社会課題の解決が加速するようなCSR活動を、日本社会で醸成していくことを目指し、実務家や有識者による委員会(下記参照)のもと、2013年度に「CSR研究プロジェクト」を立ち上げました。

主な研究成果

        •書籍『CSR白書2017-ソーシャルセクターとの対話と協働』(東京財団、2017)
        •書籍『CSR白書2016-変わり続ける社会、生き残る企業』(東京財団、2016)
        •書籍『CSR白書2015-社会に応えるしなやかな会社のかたち』(東京財団、2015)
        •書籍『CSR白書2014-統合を目指すCSR その現状と課題』(東京財団、2014)
        •書籍『会社は社会を変えられる 社会問題と事業を〈統合〉するCSR戦略』 岩井 克人, 小宮山 宏(プレジデント社、2014)

東京財団CSR委員会(50音順)

  • 有馬 利男  (国連グローバル・コンパクトボードメンバー)
  • 岩井 克人  (東京大学名誉教授、国際基督教大学客員教授、公益財団法人東京財団名誉研究員)
  • 川口 順子  (明治大学国際総合研究所フェロー、公益財団法人東京財団名誉研究員、元外務大臣)
  • 小宮山 宏  (株式会社三菱総合研究所理事長、元東京大学総長)
  • 笹川 陽平  (公益財団法人日本財団会長)
  • 高 巖        (麗澤大学大学院経済研究科教授)
  • 星  岳雄       (公益財団法人東京財団理事長)

 

 

CSR研究プロジェクト・メンバー

  • 鈴木 隆  (プロジェクト・リーダー)
  • 倉持 一   (リサーチ・アシスタント)
  • 前川 順子 (事務局)