タイプ
その他
日付
2008/4/22

「食のたからもの」第4回研究会開催報告

第4回研究会報告
日時:2008年4月9日(水)13:00~15:30
参加者:
島村菜津(東京財団研究員、ノンフィクション作家)
吉開俊也(スローフードジャパン広報・交流委員会 委員長)
竹内 周(らでぃっしゅぼーや生産者の会事務局)
野本由美(スローフードジャパン広報・交流委員会)
安井美沙子(政策研究部ディレクター)
吉原祥子(東京財団政策研究部研究員兼プログラムオフィサー)
南條昌康(東京財団政策研究部プログラムオフィサー)

概要:

● 2007年9月~2008年3月の半年間で13品目の調査を終えて明らかになってきた「食のたからもの」を取り巻く現状と課題についての総括
● 今後のプロジェクトの目的と方向性の確認
● 4月からの調査対象の検討
● 研究成果の発信方法の検討

これまでの総括

取材を通して見えてきた「たからもの」を取り巻く現状について、次のような報告があった。
・ 温暖化により従来の生産方法が成り立ちにくくなっている等、気候変動の産地への直接の影響。
・ 生産者の深刻な高齢化と後継者不足。
・ 漁船の採算が成り立たない等、原油高による沿岸漁業への影響。
・ 安い外材流入の増加と、地域の生産者への影響。
・ 素材のみならず、それを加工する技術自体が地域に根付いた文化であり、それらを総合して継承していく必要があること。

今後の方針

今年度前半は、引き続き日本各地での調査を継続する。それと同時に、プロジェクトの第二段階として、これまでの調査結果を生産者支援や地域活性化のための、具体的なムーブメントにつなげるべく各地域の自治体や企業にも働きかけをしていく予定である。その発信に対する反応を受けて、現在の課題をどう政策に結びつけていくかを考えていく。
従来どおり、東京財団ウェッブサイトに取材レポートを掲載するほか、月刊誌での連載、写真展の開催等を検討中。

文責:南條