タイプ
その他
日付
2007/12/17

第5弾「干し柿」(5/5)


5.どこで味わい、買うことができるのか(地図参照


全国の貴重で希少な干し柿マップ


●堂上蜂屋柿 
岐阜県美濃加茂市蜂屋。ここ原産。古来、高官に愛されたことから堂上と呼ぶ。収穫は11月と遅く、
干し柿が完成するまで40日を要する。JAめぐみの蜂屋支店 電話 0574-25-2902
●蓮台寺柿 
伊勢の勢田町。内宮と外宮に挟まれた約40ヘクタールほどの地で栽培。350年前に建立した蓮台寺の柿に由来。
一部を干し柿「ひなたやけ」に。
●こざこ柿 
宮崎県の高千穂。生産者は10名ほど。へたが座布団のように四角なのが特徴で、この味にこだわる地元の
米屋の努力で、辛うじて守られている。
●紅柿   
山形県の上山市。木も高く、実は小ぶりだが、冷たい蔵王おろしに晒され、鮮やかな紅色になる。
農家の庭「はせ場」に、みごとな柿のれんが並ぶ。JAやまがた南部営農センター 電話 023-673-3108
●法蓮坊柿 
奈良県西吉野村。多くの在来の柿が残っている奈良県で、干し柿としてよく知られているものの、
栽培面積は減少の一途。
●南部柿  
青森県奈川町。柿栽培の北限。別名、鮮やかな赤さから妙丹柿とも呼ぶ。干し柿にするが、栽培は減る一方。
●仙台柿  
東北一帯。仙台から各地に広がった。おそらく、もっとも小ぶりな品種で、丸く、干し柿にすると
首飾りのよう。各地にあるが、点で残っているだけ。
●最勝柿  
石川県志賀町 細長い渋柿で、日本海から海人が伝えたという伝説がありこれは長崎のキリシタン大名、
高山右近だったという説も、別名、ころ柿。
●巻き柿  
熊本県矢部町 在来の「投烏帽子」という品種の渋柿で作る。干して実を開き、10個を縄で撒き固めると、
切った断面は花模様となる。
●川底柿  
福岡県豊前市 一度は忘れられた在来の渋柿を、地域おこしのため、「豊前川底柿クループ」を発足し、
干し柿の加工を始めて復活。
●伊自良大実柿 
岐阜県山県市(旧伊自良村)近江から導入し、大正末期に改良された品種。山の寒冷地でも育ち小玉。
3個刺して10串で干し、連柿とも呼ぶ。山県市役所農林水産課 電話 0581-22-2111


取材・文:島村菜津
撮影:藤澤靖子