2025年10月下旬、中林美恵子理事長は、米国ワシントンD.C.を拠点とする世界有数の公共政策シンクタンクであり、幅広い分野の研究で政策形成に影響を与えてきたブルッキングス研究所 (The Brookings Institution) のバイスプレジデント、ベン・ハリス (Ben Harris) 氏と意見交換を行いました。本意見交換は、先方からの働きかけにより実現したものです。

両者は、日米外交、特に高市新政権を迎えた日本とトランプ米大統領率いる米国との二国間関係の今後の見通しや、米中関係、米国と各同盟国との間の貿易交渉について議論しました。エネルギー関係、AIが経済にもたらす影響、米国内のDEI（多様性、公平性、包摂性）といった様々な分野についても専門的かつ建設的な意見交換を行いました。また、両組織間の連携強化や共同プロジェクトの可能性についても前向きな議論が交わされました。

東京財団は今後も国際的な政策対話の機会を積極的に創出してまいります。

左：ブルッキングス研究所 ベン・ハリス バイスプレジデント　　　右：中林美恵子 理事長