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2023 3.17 FRI

【受付終了】国際シンポジウム「社会技術システムの移行に向けて-OECDにおける新たな科学技術イノベーション政策を踏まえて-」

2023年3月17日(金)17:00~19:00
事前登録制/参加無料/Zoomウェビナー使用/使用言語:英語(日本語同時通訳あり)/定員500名程度
※ 本イベントは受付を終了いたしました

OECDでは、従来の科学技術政策の焦点であった研究開発投資より幅広い課題、すなわち、社会技術システムの移行を梃子として科学技術イノベーション政策を利用しつつどのように進めていくのかという課題がとりあげられるようになっている。例えば、「科学技術政策2025:科学、技術、イノベーションによるトランジションの実現」というプログラムでは、気候変動、資源枯渇、生物多様性減少、パンデミック、ウクライナ紛争といった様々な危機対応に向けた社会技術システムの移行を引き起こすために、関係部局とも連携して、移行実現のための政策手段のプロトタイプの構築とその実験的実施を目指している。また、技術の開発、社会への導入と運営において政治的、経済的、行政的権能を行使するプロセスであり、リスクと便益を管理するための規範やアーキテクチャーによって構成されると定義される「技術ガバナンス」に関するプログラムでは、いかにして上流段階で様々な懸念事項に対応するのかが課題であるとされ、「脳技術」、「エンジニアリング・バイオロジー」がとりあげられてきた。そのようなOECDにおける新たな科学技術イノベーション政策に関する検討状況について概観した上で、現在の日本の科学技術イノベーション政策の課題について考察することとしたい。

◆ 登壇者(敬称略、順不同)

<研究プログラム「科学技術政策システムの再構築」メンバー>
 城山英明 東京財団政策研究所研究主幹、東京大学大学院法学政治学研究科教授
 松尾真紀子 東京財団政策研究所主席研究員、東京大学公共政策大学院特任准教授
<ゲストスピーカー>
 有本建男 政策研究大学院大学客員教授
 Dr. Michael Keenan, Senior Analyst, Directorate for Science, Technology and Innovation, OECD
 Dr. David Winickoff, Senior Policy Analyst, Secretary | Working Party on Bio-, Nano-, and Converging Technology (BNCT), OECD

◆ 当日プログラム

モデレーター:松尾真紀子 東京財団政策研究所主席研究員
 
【はじめに】城山英明 東京財団政策研究所研究主幹
【報告】
 報告1: Dr. Michael Keenan, Senior Analyst, Directorate for Science, Technology and Innovation, OECD (25分+質疑応答5分)

 報告2: Dr. David Winickoff, Senior Policy Analyst, Secretary | Working Party on Bio-, Nano-, and Converging Technology (BNCT), OECD (25分+質疑応答5分)
【Discussion】
 コメント1: 有本建男 政策研究大学院大学客員教授(5-10分)

 コメント2: 城山英明 東京財団政策研究所研究主幹(5-10分)
 ディスカッション:研究プログラム「科学技術政策システムの再構築」の研究メンバーが参加予定
 全体的質疑応答

※登壇者や内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承下さい。


◆ 本研究プログラム紹介

「科学技術政策システムの再構築」研究プログラムについてはこちら

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