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[論文] Future Design: Bequeathing Sustainable Natural Environments and Sustainable Societies to Future Generations

September 3, 2020

西條辰義上席研究員による本研究所での研究成果が反映されたフューチャー・デザインに関する論文「Future Design: Bequeathing Sustainable Natural Environments and Sustainable Societies to Future Generations」がオープンアクセス雑誌であるSustainability誌に掲載されました。

概要

日本のステークホルダーと研究者の間で新たな研究領域となりつつある「フューチャーデザイン」では、次のような問いを投げかけている。「持続可能な環境や社会を次世代に残すためには、どのような社会システムが必要なのか?」。人間活動が地球環境や社会に影響を与え、生物多様性の崩壊、気候変動などの「将来失敗」を次々と生み出し、それが将来の世代に大きな損失を与えている。現在の市場や民主制は、将来失敗を回避するのには役に立たないのではないのか。そこで、「将来可能性」と定義するヒトの特性を活性化するような社会システムをデザインすることを試みる。一つの方法として、「仮想将来世代」に注目し、この手法の理論的背景、関連する実験室やフィールドでの実験結果、いくつかの自治体と共同で実施した実践事例の概要を紹介したい。

【本文はこちら(英語)】

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