2019年4~6月の新刊図書を振り返る

〈平成をふりかえる〉

  • 吉見俊哉『平成時代』(岩波新書、20195月)
  • 小熊英二編『平成史 完全版』(河出書房新社、20195月)
  • 宮台真司・苅部直・渡辺靖『民主主義は不可能なのか? コモンセンスが崩壊した世界で』(読書人、20196月)
  • 小峰隆夫『平成の経済』(日本経済新聞社、2019年4月)
  • 西野智彦『平成金融史―バブル崩壊からアベノミクスまで』(中公新書、2019年4月)
  • 金子勝『平成経済衰退の本質』(岩波新書、2019年4月)
  • 水野和夫・山口二郎『資本主義と民主主義の終焉―平成の政治と経済を読み解く』(祥伝社新書、20195月)
  • 斎藤貴男『平成とは何だったのか―「アメリカの属州」化の完遂』(秀和システム、2019年4月)
  • 小川榮太郎『平成記』(青林堂、20195月)
  • 共同通信社『ルポ私たちが生きた平成―人と社会はどう変わったか』(岩波書店、2019年4月)
  • 毎日新聞平成史編集室編『平成史全記録―Chronicle 18892019』(毎日新聞出版、20196月)
  • 日本経済新聞社編『令和につなぐ平成の30年―陶酔と熱狂とその代償と、その先の希望』(日本経済新聞出版社、20196月)
  • 半藤一利監修、文藝春秋編『「文藝春秋」にみる平成史』(文藝春秋、20195月)
  • 岡ノ谷一夫・梯久美子・牧原出著、読売新聞社文化部編『本棚から読む平成史』(河出書房新社、20196月)

〈天皇、皇室〉

  • 伊藤智永『「平成の天皇」論』(講談社現代新書、2019年4月)
  • 河西秀哉『平成の天皇と戦後日本』(人文書院、20196月)
  • 保阪正康・半藤一利・井上亮『平成と天皇』(大和書房、2019年4月)
  • 毎日新聞社会部『象徴として―天皇、皇后両陛下はなぜかくも国民に愛されたのか』(毎日新聞出版、2019年4月)
  • 関川夏央・山下晋司解説、ベストセラーズ書籍編集部編『天皇皇后両陛下の歌から読む平成史』(ベストセラーズ、2019年4月)
  • 井上茂男『番記者が見た新天皇の素顔』(中公新書ラクレ、20195月)
  • 徳仁親王『水運史から世界の水へ』(NHK出版、2019年4月)
  • 石井勤『皇后雅子―妃から后への三十年』(講談社、2019年4月)
  • 大塚英志『感情天皇論』(ちくま新書、2019年4月)
  • 小堀桂一郎『象徴天皇考』(明成社、2019年4月)
  • 江藤淳『新編 天皇とその時代』(文春学藝ライブラリー、20195月)
  • 所功編『昭和天皇の大御歌 一首に込められた深き想い』(角川文化振興財団、2019年4月)
  • 茂木謙之介『表象天皇制論講義―皇族・地域・メディア』(白澤社、20196月)
  • 春名宏昭・高橋典幸・村和明・西川誠『皇位継承―歴史をふりかえり変化を見定める』(山川出版社、2019年4月)
  • 本郷恵子『院政―天皇と上皇の日本史』(講談社現代新書、20195月)
  • 野村朋弘『諡(おくりな)―天皇の呼び名』(中央公論新社、20195月)
  • 尾高朝雄『国民主権と天皇制』(講談社学術文庫、20196月)
  • 上山春平『天皇制のデザイン』(法蔵館、2019年4月)
  • 上山春平『天皇制の深層』(法蔵館、20195月)

【資料】

  • 小林忍・共同通信取材班『昭和天皇 最後の侍従日記』(文春新書、2019年4月)
  • 皇室事典編集委員会編『皇室事典 制度と歴史』(角川ソフィア文庫、2019年4月)

〈宗教〉

  • 原武史『天皇は宗教とどう向き合ってきたか』(潮新書、2019年4月)
  • 島薗進『神聖天皇のゆくえ―近代日本社会の基軸』(筑摩書房、2019年4月)
  • 島薗進『明治大帝の誕生―帝都の国家神道化』(春秋社、20195月)
  • 島薗進・安丸良夫・磯前順一『民衆宗教論―宗教的主体化とは何か』(東京大学出版会、20195月)
  • 堀江宗正編『宗教と社会の戦後史』(東京大学出版会、2019年4月)

〈元号〉

  • 水上雅晴編、髙田宗平編集協力『年号と東アジア―改元の思想と文化』(八木書店古書出版部、2019年4月)
  • 森鴎外『元号通覧』(講談社学術文庫、20195月)

〈日米同盟、日米地位協定〉

  • 武田康裕『日米同盟のコスト―自主防衛と自律の追求』(亜紀書房、20196月)
  • 山本章子『日米地位協定―在日米軍と「同盟」の70年』(中公新書、20195月)
  • 佐々山泰弘『パックスアメリカーナのアキレス腱―グローバルな視点から見た米軍地位協定の比較研究』(御茶の水書房、20196月)
  • 松岡哲平『沖縄と核』(新潮社、2019年4月)

〈デモクラシー〉

  • ダーヴィッド・ヴァン・レイブルック著、岡崎晴輝訳『選挙制を疑う』(法政大学出版局、2019年4月)
  • 中村隆文『リベラリズムの系譜学―法の支配と民主主義は「自由」に何をもたらすか』(みすず書房、2019年4月)
  • ユルゲン・ハーバーマス著、三島憲一訳『デモクラシーか資本主義か―危機のなかのヨーロッパ』(岩波現代文庫、20196月)
  • 猪木武徳『デモクラシーの宿命―歴史に何を学ぶのか』(中央公論新社、20196月)

〔日本のリベラル・左派の戦略〕

  • 岡田憲治『なぜリベラルは敗け続けるのか』(集英社インターナショナル、20195月)
  • 松尾匡、「ひとびとの経済政策研究会」『政策左派・リベラル派が勝つための経済政策作戦会議』(青灯社、20196月)
  • 松尾匡編『「反緊縮!」宣言』(亜紀書房、20196月)

〈テキスト、概説、通史〉

【通史】

  • 有賀貞『現代国際関係史―1945年から21世紀初頭まで』(東京大学出版会、2019年4月)
  • 益田実・山本健編『欧州統合史―二つの世界大戦からブレグジットまで』(ミネルヴァ書房、2019年4月)
  • 岡義武『転換期の大正』(岩波文庫、2019年4月)
  • 松尾秀哉『ヨーロッパ現代史』(ちくま新書、2019年4月)
  • 岩崎育夫『アジア近現代史―「世界史の誕生」以後の800年』(中公新書、2019年4月)
  • ギヨーム・ド・ベルティエ・ド・ソヴィニー著、鹿島茂監訳,楠瀬正浩訳『フランス史』(講談社選書メチエ、2019年4月)
  • 山之内克子『物語オーストリアの歴史―中欧「いにしえの大国」の千年』(中公新書、20196月)
  • 和田光弘『シリーズアメリカ合衆国史 1 植民地から建国へ―19世紀初頭まで』(岩波新書、2019年4月)
  • 島田周平『物語 ナイジェリアの歴史―「アフリカの巨人」の実像』(中公新書、20195月)
  • リチャード・ホロウェイ著、上杉隼人・片桐恵里訳『若い読者のための宗教史』(すばる舎、2019年4月)

【テキスト】

  • 永井史男・水島治郎・品田裕編『政治学入門』(ミネルヴァ書房、20195月)
  • 松尾秀哉、近藤康史、近藤正基、溝口修平編『教養としてのヨーロッパ政治』(ミネルヴァ書房、20196月)
  • 岡山裕・西山隆行編『アメリカの政治』(弘文堂、20195月)
  • 橋本寿朗、長谷川信、宮島英昭、齊藤直『現代日本経済 第4版』(有斐閣アルマ、20195月)
  • 宇野弘蔵編『経済学』上・下(角川ソフィア文庫、20195月)
  • 稲葉振一郎『社会学入門・中級編』(有斐閣、2019年4月)
  • 只野雅人・松田浩編『現代憲法入門』(法律文化社、20195月)

【講義録】

  • 小原雅博『東大白熱ゼミ 国際政治の授業』(ディスカヴァー・トゥエンティワン、2019年4月)
  • 東京大学教養学部『東京大学駒場スタイル』(東京大学出版会、20196月)
  • 中島隆博・石井剛編『ことばを紡ぐための哲学―東大駒場・現代思想講義』(白水社、20195月)

〈国際政治、国際関係、安全保障等〉

【国際政治、国際関係史、外交史】

  • 福島安紀子『地球社会と共生―新しい国際秩序と「地球共生」へのアプローチ』(明石書店、20196月)
  • 宮田律『ナショナリズムと相克のユーラシア―ヨーロッパ帝国主義の負の遺産』(白水社、20195月)
  • ジョン・J.ミアンシャイマー著、奥山真司訳『大国政治の悲劇 (新装完全版)』(五月書房新社、2019年4月)菅英輝『冷戦期アメリカのアジア政策―「自由主義的国際秩序」の変容と「日米協力」』(晃洋書房、20193月) 
  • 帶谷俊輔『国際連盟―国際機構の普遍性と地域性』(東京大学出版会、20196月)
  • 藤山一樹『イギリスの対独「宥和」 一九二四‐一九三〇年―ヨーロッパ国際秩序の再編』(慶應義塾大学出版会、2019年4月)
  • 上英明『外交と移民―冷戦下の米・キューバ関係』(名古屋大学出版会、20195月)

【日中・日韓関係】

  • 房迪『日中国交正常化期の尖閣諸島・釣魚島問題―衝突を回避した領土問題処理の構造』(花伝社、20196月)
  • 池田維・嵯峨隆・小山三郎・栗田尚弥編『人物からたどる近代日中関係史』(国書刊行会、20196月)
  • 牧野愛博『ルポ「断絶」の日韓―なぜここまで分かり合えないのか』(朝日新書、20196月)

【安全保障、戦略論、軍事法制】

  • 秋山信将・高橋杉雄編『「核の忘却」の終わり―核兵器復権の時代』(勁草書房、20196月)
  • 森彰夫『マルティラテラル平和・安全保障論』(彩流社、2019年4月)
  • 石津朋之・山下愛仁編『エア・パワー 空と宇宙の戦略原論』(日本経済新聞出版社、20195月)
  • 河村有数編『台湾の海洋安全保障と制度的展開』(晃洋書房、20196月)
  • 藤田嗣雄『軍隊と自由―シビリアン・コントロールへの法制史』(書肆心水、20195月)

【国際法】

  • 下谷内奈緒『国際刑事裁判の政治学―平和と正義をめぐるディレンマ』(岩波書店、20195月)

【国際経済】

  • 品川優『米韓FTA―日本への示唆』(筑摩書房、20195月)
  • 深作喜一郎『超不確実性時代のWTO―ナショナリズムの台頭とWTOの危機』(勁草書房、20196月)
  • 邵洪範『貿易自由化と規制権限―WTO法における均衡点』(東京大学出版会、2019年4月)
  • ダニ・ロドリック著、岩本正明訳『貿易戦争の政治経済学―資本主義を再構築する』(白水社、2019年4月)

【国際情勢、地政学】

  • 北岡伸一『世界地図を読み直す 協力と均衡の地政学』(新潮選書、20195月)
  • NHKスペシャル取材班『米中ハイテク覇権のゆくえ』(NHK出版新書、20196月)
  • 牧野愛博『ルポ 金正恩(キムジョンウン)とトランプ―米朝の攻防と北朝鮮・核の行方』(朝日新聞出版社、2019年4月)
  • ピーター・ナヴァロ著、赤根洋子訳『米中もし戦わば―戦争の地政学』(文春文庫、2019年4月)

〈社会科学〉

【政治学、比較政治】

  • 岩崎正洋編『大統領制化の比較政治学』(ミネルヴァ書房、20195月)
  • グレン・D.ペイジ著、酒井英一監訳、岡本三夫・大屋モナ訳『殺戮なきグローバル政治学』(ミネルヴァ書房、20196月)
  • 中野晃一著、中野真紀子訳『野党が政権に就くとき―地方分権と民主主義』(人文書院、20196月)
  • バリトン・ムーア著、宮崎隆次・森山茂徳・高橋直樹訳『独裁と民主政治の社会的起源―近代世界形成過程における領主と農民』上(岩波文庫、20195月)

【行政学】

  • 金井利之『自治体議会の取扱説明書(トリセツ)―住民の代表として議会に向き合うために』(第一法規出版、20195月)
  • 佐々木寿美『比較行政の視座』(日本評論社、2019年4月)

【憲法、法学】

  • 井上達夫『立憲主義という企て』(東京大学出版会、20195月)
  • 樋口陽一、石川健治、蟻川恒正、宍戸常寿、木村草太『憲法を学問する』(有斐閣、20195月)
  • 丸田隆『アメリカ憲法の考え方』(日本評論社、2019年4月)
  • 加藤一彦『議会政の憲法規範統制―議会政治の正軌道を求めて』(三省堂、20195月)
  • 尾高朝雄『実定法秩序論』(書肆心水、2019年4月)

【経済学、経営学、財政学】

  • リンダ・ユー著、久保恵美子訳『アダム・スミスはブレグジットを支持するか? 12人の偉大な経済学者と考える現代の課題』(早川書房、2019年4月)
  • リチャード・クー著、川島睦保訳『「追われる国」の経済学―ポスト・グローバリズムの処方箋』(東洋経済新報社、20195月)
  • 荒巻健二『日本経済長期低迷の構造―30年にわたる苦闘とその教訓』(東京大学出版会、2019年4月)
  • 熊倉正修『日本のマクロ経済政策―未熟な民主政治の帰結』(岩波新書、20196月)
  • 野口悠紀雄『マネーの魔術史―支配者はなぜ「金融緩和」に魅せられるのか』(新潮選書、20195月)
  • 平山賢一『戦前・戦時期の金融市場―1940年代化する国債・株式マーケット』(日本経済新聞社、2019年4月)
  • 河合忠彦『日本企業における失敗の研究―ダイナミック戦略論による薄型TVウォーズの敗因分析』(有斐閣、20196月)
  • エイミー・ゴールドスタイン著、松田和也訳『ジェインズヴィルの悲劇―ゼネラルモーターズ倒産と企業城下町の崩壊』(創元社、20196月)
  • 林宏昭『日本の税制と財政』(中央経済社、2019年4月)

【社会学】

  • 安藤丈将『脱原発の運動史―チェルノブイリ、福島、そしてこれから』(岩波書店、2019年4月)
  • 鈴木洋仁『「ことば」の平成論―天皇、広告、ITをめぐる私社会学』(光文社新書、20196月)
  • ロナルド・イングルハート著、山﨑聖子訳『文化的進化論―人びとの価値観と行動が世界をつくりかえる』(勁草書房、20196月)
  • 北出真紀恵『「声」とメディアの社会学―ラジオにおける女性アナウンサーの「声」をめぐって』(晃洋書房、2019年4月)
  • マックス・ヴェーバー著、戸田聡訳『宗教社会学論集〈第1巻 上〉緒言/プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神/プロテスタント諸信団と資本主義の精神』(北海道大学出版会、20195月)

〔メディア〕

  • P.W.シンガー、エマーション・T.ブルッキング著、小林由香利訳『「いいね!」戦争―兵器化するソーシャルメディア』(NHK出版、20196月)
  • ディヴィッド・パトリカラコス著、江口泰子訳『140字の戦争―SNSが戦場を変えた』(早川書房、20195月)田島泰彦『表現の自由とメディアの現在史―統制される言論とジャーナリズムから遠ざかるメディア』(日本評論社、20196月)
  • 田村紀雄『移民労働者は定着する―『ニュー・カナディアン』文化、情報、記号が伴に国境を横切る』(社会評論社、20196月)

【移民】

  • 髙谷幸編『移民政策とは何か―日本の現実から考える』(人文書院、2019年4月)
  • フランソワ・エラン著、林昌宏訳『移民とともに―計測・討論・行動するための人口統計学』(白水社、2019年4月)
  • 矢澤達宏『ブラジル黒人運動とアフリカ―ブラック・ディアスポラが父祖の地に向けてきたまなざし』(慶應義塾大学出版会、20196月)

【環境】

  • 佐藤仁『反転する環境国家―「持続可能性」の罠をこえて』(名古屋大学出版会、20196月)
  • 諸富徹編『入門 地域付加価値創造分析―再生可能エネルギーが促す地域経済循環』(日本評論社、2019年4月)
  • 足立重和・金菱清編『環境社会学の考え方―暮らしをみつめる12の視点』(ミネルヴァ書房、2019年4月)

〈人文科学〉

【思想】

  • 松本礼二『知識人の時代と丸山眞男―比較20世紀思想史の試み』(岩波書店、20195月)
  • 半澤孝麿『回想のケンブリッジ―政治思想史の方法とバーク、コールリッジ、カント、トクヴィル、ニューマン』(みすず書房、20195月)
  • 池田浩士『ボランティアとファシズム―自発性と社会貢献の近現代史』(人文書院、20195月)
  • 宇野邦一『政治的省察―政治の根底にあるもの』(青土社、20195月)
  • 森分大輔『ハンナ・アーレント―屹立する思考の全貌』(ちくま新書、20196月)
  • 宇野重規『トクヴィル―平等と不平等の理論家』(講談社学術文庫、20195月)
  • 宇野重規『政治哲学へ―現代フランスとの対話 (増補新装版)』(東京大学出版会、20195月)
  • ディヴィッド・ミラー著、山岡龍一・森達也訳『はじめての政治哲学』(岩波現代文庫、2019年4月)
  • 菊池理夫・有賀誠・田上孝一編『徳と政治―徳倫理と政治哲学の接点』(晃洋書房、20195月)
  • ルース・アビィ著、梅川佳子訳『チャールズ・テイラーの思想』(名古屋大学出版会、20195月)
  • ジャン・ブリュア著、渡辺恭彦訳『フランス革命とマルクスの思想形成』(八朔社、20196月)
  • 鹿子生浩輝『マキァヴェッリ―『君主論』をよむ』(岩波新書、20195月)
  • 林廣茂『日本経営哲学史―特殊性と普遍性の統合』(ちくま新書、20195月)
  • 田畑真一・玉手慎太郎『政治において正しいとはどういうことか―ポスト基礎付け主義と規範の行方』(勁草書房、2019年4月)
  • アミン・マアルーフ著、小野正嗣訳『アイデンティティが人を殺す』(ちくま学芸文庫、20195月)
  • アントニオ・ネグリ著、中村勝己・津崎良典訳『デカルト・ポリティコ―政治的存在論について』(青土社、2019年4月)
  • カルロ・ギンズブルグ著、上村忠男訳『政治的イコノグラフィーについて』(みすず書房、20196月)
  • 大寺賢太・立木康介編『“68年5月”と私たち―「現代思想と政治」の系譜学』(読書人、2019年4月)

【歴史学】

  • 南塚信吾・小谷汪之編『歴史的に考えるとはどういうことか』(ミネルヴァ書房、20196月)
  • 谷川稔、川島昭夫、南直人、金澤周作編『越境する歴史家たちへ―「近代社会史研究会」(1985‐2018)からのオマージュ』(ミネルヴァ書房、20196月)
  • 歴史学研究会編『歴史を未来につなぐ―「311からの歴史学」の射程』(東京大学出版会、20195月)

【世界史】

  • トニー・ジャット著、ジェニファー・ホーマンズ編、河野真太郎・西亮太・星野真志・田尻歩訳『真実が揺らぐ時―ベルリンの壁崩壊から9.11まで』(慶應義塾大学出版会、2019年4月)
  • 秋田茂責任編集『グローバル化の世界史』(ミネルヴァ書房、2019年4月)
  • ウオルター・シャイデル著、鬼澤忍・塩原通緒訳『暴力と不平等の人類史―戦争・革命・崩壊・疫病』(東洋経済新報社、20196月)

【帝国、植民地】

  • 佐久間孝正『移民と国内植民の社会学―矢内原忠雄の植民論とアイヌ民族』(勁草書房、20195月)
  • マーク・カブリオ著、福井昌子訳『植民地朝鮮における日本の同化政策 19101945年』(クオン、20196月)
  • 呉永鎬『朝鮮学校の教育史―脱植民地化への闘争と創造』(明石書店、2019年4月)

〈その他〉

  • 佐藤靖『科学技術の現代史―システム、リスク、イノベーション』(中公新書、20196月)
  • 野中郁次郎・紺野登編『賢者たちのダイアローグ―「トポス会議」の実践知』(千倉書房、20195月)
  • 国立歴史民俗博物館監修、後藤真・橋本雄太編『歴史情報学の教科書―歴史のデータが世界をひらく』(文学通信、2019年4月)

〈日本〉

【政治、外交、安全保障】

  • 曽我謙悟『日本の地方政府―1700自治体の実態と課題』(中公新書、2019年4月)
  • 三春充希『武器としての世論調査―社会をとらえ、未来を変える』(ちくま新書、20196月)
  • 橋下徹・三浦瑠麗『政治を選ぶ力』(文春新書、20196月)
  • 中北浩爾『自公政権とは何か―「連立」にみる強さの正体』(ちくま新書、20195月)
  • 中島岳志『自民党―価値とリスクのマトリクス』(スタンド・ブックス、20196月)
  • 森功『官邸官僚―安倍一強を支えた側近政治の罪』(文藝春秋、20195月)
  • 今井良『内閣情報調査室―公安警察、公安調査庁との三つ巴の闘い』(幻冬舎新書、20195月)
  • 田村重信『秘録・自民党政務調査会―16人の総理に仕えた男の真実の告白』(講談社、20196月)
  • ジェラルド・L・カーチス著、村井章子訳『ジャパン・ストーリー―昭和・平成の日本政治見聞録』(日経BP社、20195月)
  • 田原総一朗・井上達夫・伊勢崎賢治『脱属国論』(毎日新聞出版、2019年4月)
  • 半田滋『安保法制下で進む!先制攻撃できる自衛隊―新防衛大綱・中期防がもたらすもの』(あけび書房、20195月)
  • 沖縄の米軍基地を「本土」で引き取る!編集委員会編『沖縄の米軍基地を「本土」で引き取る!―市民からの提案』(コモンズ、2019年4月)

【経済】

  • 岩田規久男『なぜデフレを放置してはいけないか―人手不足経済で甦るアベノミクス』(PHP新書、20195月)
  • 原真人『日本銀行「失敗の本質」』(小学館新書、2019年4月)
  • 上杉素直・玉木淳『金融庁20』(日本経済新聞社、2019年4月)
  • 奥山俊宏・村山治『バブル経済事件の深層』(岩波新書、2019年4月)
  • 永野健二『バブル―日本迷走の原点1980‐1989』(新潮文庫、20195月)
  • 野口悠紀雄『戦後経済史―私たちはどこで間違えたのか』(日経ビジネス人文庫、2019年4月)
  • 伊藤正直・佐藤政則・杉山和雄編『戦後日本の地域金融―バンカーたちの挑戦』(日本経済評論社、20195月)
  • 牧久『暴君―新左翼・松崎明に支配されたJR秘史』(小学館、2019年4月)

【社会】

  • 樋口直人、永吉希久子、松谷満、倉橋耕平、ファビアン・シェーファー、山口智美『ネット右翼とは何か』(青弓社ライブラリー、20195月)
  • 南彰『報道事変―なぜこの国では自由に質問できなくなったか』(朝日新書、20196月)
  • 仙頭寿顕『『諸君!』のための弁明―僕が文藝春秋でしたこと、考えたこと』(草思社、20195月)
  • 山崎雅弘『歴史戦と思想戦―歴史問題の読み解き方』(集英社新書、20195月)
  • 斉加尚代、毎日放送映像取材班『教育と愛国―誰が教室を窒息させるのか』(岩波書店、20195月)
  • 今田忠彦『横浜市が「つくる会」系を選んだ理由―教科書採択の“熱い夏”』(産經新聞出版、2019年4月)
  • 吉川徹『学歴と格差・不平等―成熟する日本型学歴社会 (増補版)』(東京大学出版会、20195月)
  • 松岡亮二『教育格差―階層・地域・学歴』(ちくま新書、20196月)

〔結婚、家族〕

  • 佐藤信『日本婚活思想史序説―戦後日本の「幸せになりたい」』(東洋経済新報社、20196月)
  • 山田昌弘『結婚不要社会』(朝日新書、20195月)
  • 朝日新聞取材班『平成家族―理想と現実の狭間で揺れる人たち』(朝日新聞出版、2019年4月)
  • 石田浩監修・編、佐藤博樹編『格差の連鎖と若者 出会いと結婚』(勁草書房、2019年4月)
  • 小林盾・川端健嗣編『成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書 変貌する恋愛と結婚―データで読む平成』(新曜社、2019年4月)

〔沖縄〕

  • 与那覇恵子『沖縄の怒り―政治的リテラシーを問う 与那覇恵子評論集』(コールサック社、2019年4月)

【日本近現代史】

〔戦後〕

  • 加藤典洋『9条入門』(創元社〔「戦後再発見」双書〕、2019年4月)
  • 江藤淳『戦後と私・神話の克服』(中公文庫、20195月)
  • 平山周吉『江藤淳は甦える』(新潮社、2019年4月)
  • 西村秀樹『朝鮮戦争に「参戦」した日本』(三一書房、20196月)
  • 高尾英司『ドキュメント 皇室典範―宮沢俊義と高尾亮一』(幻冬舎新書、20195月)
  • 斎藤憲・樫本喜一『奄美日本を求め、ヤマトに抗う島―復帰後奄美の住民運動』(南方新社、2019年4月)
  • 森口豁『紙ハブと呼ばれた男―沖縄言論人 池宮城秀意の反骨』(彩流社、20196月)
  • 国場幸太郎著、新川明・鹿野政直編『沖縄の歩み』(岩波現代文庫、20196月)
  • 津田邦宏『沖縄処分―台湾引揚者の悲哀』(高文研、20196月)

〔戦争、軍隊〕

  • 足達太郎・小塩海平『農学と戦争―知られざる満洲報国農場』(岩波書店、2019年4月)
  • 吉見義明『シリーズ日本の中の世界史 買春する帝国―日本軍「慰安婦」問題の基底』(岩波書店、20196月)
  • 纐纈厚『戦争と敗北―昭和軍拡史の真相』(新日本出版社、20195月)
  • 伊藤桂一『兵隊たちの陸軍史』(新潮選書、2019年4月)

〔明治維新~昭和〕

  • 戸部良一『昭和の指導者』(中央公論新社、2019年4月)
  • 池田忍『シリーズ日本の中の世界史 手仕事の帝国日本―民芸・手芸・農民美術の時代』(岩波書店、20195月)
  • 大西比呂志『伊沢多喜男―知られざる官僚政治家』(朔北社、2019330日)
  • 村上淳子『「主婦」と日本の近代』(同成社、2019年4月)
  • 小笠原信之『アイヌ近現代史読本 増補改訂版』(緑風出版、2019年4月)
  • M.ウィリアム・スティール著、大野ロベルト訳『明治維新と近代日本の新しい見方』(東京堂出版、20196月)
  • マイケル・ワート著、野口良平訳『明治維新の敗者たち―小栗上野介をめぐる記憶と歴史』(みすず書房、20196月)

〔前近代〕

  • 吉田伸之編『シリーズ三都 江戸巻』(東京大学出版会、20196月)
  • 白川部達夫『日本人はなぜ「頼む」のか―結びあいの日本史』(ちくま新書、20196月)
  • 奥富敬之『名字の歴史学』(講談社学術文庫、2019年4月)

〔資料〕

  • 五十嵐仁・木下真志・法政大学大原社会問題研究所編『日本社会党・総評の軌跡と内実―20人のオーラル・ヒストリー』(旬報社、2019年4月)
  • 谷川健司・須藤遙子編訳『対米従属の起源―「1959年米機密文書」を読む』(大月書店、20195月)
  • 外務省編『日本外交文書 占領期関係調書集』(白峰社、20195月)
  • 外務省編『日本外交文書―国際連合への加盟』(六一書房、20195月)
  • 柳原正治編『世界万国の平和を期して―安達峰一郎著作選』(東京大学出版会、20195月)
  • 伊藤博文著、宮沢俊義校註『憲法義解』(岩波文庫、20196月)

〈アジア〉

  • 堀和生・萩原充編『“世界の工場”への道―20世紀東アジアの経済発展』(京都大学学術出版、20195月)
  • 木村朗編『沖縄から問う東アジア共同体―「軍事のかなめ」から「平和のかなめ」へ』(花伝社、2019年4月)

【朝鮮半島】

  • 太永浩著、李柳真・黒河星子訳、鐸木昌之監訳『三階書記室の暗号 北朝鮮外交秘録』(文藝春秋、20196月)
  • 内海愛子、中野晃一、李泳釆、鄭栄桓『いま、朝鮮半島は何を問いかけるのか―民衆の平和と市民の役割・責任』(彩流社、2019年4月)

【中国、台湾】

  • 張博樹著、石井知章・及川淳子・中村達雄訳『新全体主義の思想史―コロンビア大学現代中国講義』(白水社、20196月)
  • 古谷浩一『林彪事件と習近平─中国の権力闘争、その深層』(筑摩選書、20195月)
  • 高口康太編『中国S級B級論―発展途上と最先端が混在する国』(さくら舎、20195月)
  • 南裕子・閻美芳編『中国の「村」を問い直す―流動化する農村社会に生きる人びとの論理』(明石書店、2019年4月)
  • 李養浩著、李智雄監訳、杉山直美訳『格差から見る中国―急激な社会変動が引き起こした「光と影」の政治経済学』(白桃書房、20195月) 
  • 川島真・中村元哉編『中華民国史研究の動向―中国と日本の中国近代史理解』(晃洋書房、2019年4月)
  • 岡本隆司・箱田恵子編『ハンドブック近代中国外交史―明清交替から満洲事変まで』(ミネルヴァ書房、2019年4月)
  • 吉留昭弘『陳独秀の再評価と中国革命史の再検討』(社会評論社、2019年4月)
  • 岡本隆司『腐敗と格差の中国史』(NHK出版新書、2019年4月)
  • 岡本隆司『中国「反日」の源流 (増補)』(ちくま学芸文庫、20196月)
  • 福島香織『ウイグル人に何が起きているのか―民族迫害の起源と現在』(PHP新書、20196月)
  • 新井一二三『台湾物語―「麗しの島」の過去・現在・未来』(筑摩選書、2019年4月)
  • 飯島典子・河合洋尚・小林宏至『客家(ハッカ)―歴史・文化・イメージ』(現代書館、20195月)
  • 黄昭堂『台湾総督府』(ちくま学芸文庫、20196月)

【東南アジア】

  • 鈴木恒之『スカルノ―インドネシアの民族形成と国家建設』(山川出版社〔世界史リブレット人〕、2019年4月)
  • 坪井祐司『ラッフルズ―海の東南アジア世界と「近代」』(山川出版社〔世界史リブレット人〕、20196月)

【南アジア】

  • 中谷哲弥『インド・パキスタン分離独立と難民―移動と再定住の民族誌』(明石書店、20196月)

〈欧米〉

【欧州】

  • ヤニス・バルファキス著、朴勝俊、山崎一郎、加志村拓、青木嵩、長谷川羽衣子ほか訳『黒い匣 密室の権力者たちが狂わせる世界の運命―元財相バルファキスが語る「ギリシャの春」鎮圧の深層』(明石書店、2019年4月)
  • カルロス・スポットルノ写真、ギジェルモ・アブリル文、上野貴彦訳『亀裂―欧州国境と難民』(花伝社、20195月)

〔イギリス〕

  • アレックス・ナンズ著、藤澤みどり・荒井雅子・坂野正明訳『候補者ジェレミー・コービン―「反貧困」から首相への道』(岩波書店、2019年4月)
  • ガイ・オルトラーノ著、増田珠子訳『「二つの文化」論争―戦後英国の科学・文学・文化政策』(みすず書房、20196月)
  • 安元稔『イギリス歴史人口学研究―社会統計にあらわれた生と死』(名古屋大学出版会、20196月)

〔フランス〕

  • パトリック・ヴェイユ著、宮島喬・大嶋厚・中力えり・村上一基訳『フランス人とは何か―国籍をめぐる包摂と排除のポリティクス』(明石書店、20196月)
  • ロス・クリスティン著、中村督訳『もっと速く、もっときれいに―脱植民地化とフランス文化の再編成』(人文書院、2019年4月)
  • ヴァンソン藤井由実『フランスではなぜ子育て世代が地方に移住するのか―小さな自治体に学ぶ生き残り戦略』(学芸出版社、2019年4月)
  • セジン・トプシュ著、斎藤かぐみ訳『核エネルギー大国フランス―「統治」の視座から』(エディション・エフ、20196月)
  • 小磯明『フランスの医療福祉改革』(日本評論社、2019年4月)

〔ドイツ〕

  • アンドレアス・ヴィルシング、ベルトルト・コーラー、ウルリヒ・ヴィルヘルム編、板橋拓己・小野寺拓也監訳『ナチズムは再来するのか? 民主主義をめぐるヴァイマル共和国の教訓』(慶應義塾大学出版会、20196月)
  • 川喜多敦子『東欧からのドイツ人の「追放」 二〇世紀の住民移動の歴史のなかで』(白水社、2019年4月)
  • トーマス・ザントキューラー著、斉藤寿雄訳『アードルフ・ヒトラー 独裁者の人生行路』(現代書館、20196月)
  • 中島浩貴『国民皆兵とドイツ帝国―一般兵役義務と軍事言説1871‐1914』(彩流社、20195月)

〔東欧〕

  • 柴宜弘・山﨑信一編『エリア・スタディーズ ボスニア・ヘルツェゴヴィナを知るための60章』(明石書店、20196月)

【ロシア】

  • ウィリアム・トーブマン著、松島芳彦訳『ゴルバチョフ―その人生と時代』上・下(白水社、201967月)

【アメリカ】

  • 前嶋和弘・山脇岳志・津山恵子編『現代アメリカ政治とメディア』(東洋経済新報社、20195月)
  • ジャスティン・ゲスト著、吉田徹・西山隆行・石神圭子・河村真実訳『新たなマイノリティの誕生―声を奪われた白人労働者たち』(弘文堂、20196月)
  • 鈴木透『食の実験場アメリカ―ファーストフード帝国のゆくえ』(中公新書、2019年4月)
  • スティーブン・カルバーグ著、師井勇一訳『アメリカ民主主義の精神―マックス・ウェーバーの政治文化分析』(法律文化社、20195月)

【ラテンアメリカ】

  • 田村剛『熱狂と幻滅―コロンビア和平の深層』(朝日新聞出版、20196月)

〈中東〉

  • 小笠原弘幸編『トルコ共和国 国民の創成とその変容―アタテュルクとエルドアンのはざまで』(九州大学出版会、2019年4月)
  • 中村覚監修、間寧編『トルコ』(ミネルヴァ書房〔シリーズ・中東政治研究の最前線〕、20196月)
  • 酒井啓子編『現代中東の宗派問題―政治対立の「宗派化」と「新冷戦」』(晃洋書房〔シリーズ転換期の国際政治〕、2019年4月)
  • 川上泰徳『シャティーラの記憶―パレスチナ難民キャンプの70年』(岩波書店、2019年4月)

政治外交検証 研究会

  • 東京財団政策研究所