CSR白書2020――ソーシャル・イノベーションを通じた社会的課題の解決に向けて

書籍刊行のご案内

東京財団政策研究所では2013年度よりCSR研究プロジェクトを立ち上げ、企業コミュニティの知見と経験を、国内外の社会課題の解決にも活かしていくための調査研究を進めています。今年度も、CSR企業調査、有識者による最新論文、企業ヒアリングを収録した『CSR白書2020』を刊行いたしました。

 

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SDGs(持続可能な開発目標)が国連総会で策定されて5年が経過しましたが、途上国を中心に多くの社会的課題は解決されておらず、2030年の目標達成に向けて取組のスピードを高める必要に迫られています。また、先進国では少子化・高齢化・過疎などSDGsに包摂されない課題が深刻化しており、先進国・途上国を問わず現在も様々な社会的課題に直面しています。

こうした状況において新型コロナウイルスが世界中で大流行し、人類は大きな転換を迫られています。しかし、様々な制約を受けるコロナ禍は、従来の発想・行動を問い直すことで、SDGsの共通理念である「誰も置き去りにしない」社会の実現に向け、社会一丸となり社会的課題の解決を図る好機ととらえることもできます。従来から続く社会的課題を解決するには、従来の発想にとらわれない、革新的な取組が奏功することがあります。

そこで、『CSR白書2020』では、「社会課題解決のために、革新的なアイデア・仕組みを生み出すこと」をソーシャル・イノベーションと定義し、ソーシャル・イノベーションに取り組む企業の特徴や企業が実現するソーシャル・イノベーションの具体的内容等を明らかにすることを目指しました。

また、若年層を中心に社会貢献意識が高まっており、CSRに対する企業の理念やCSR活動が就職先を決める際の判断基準となっている可能性があります。ESG(環境・社会・ガバナンス)投資を重視するなど投資家を意識してCSR活動を行う企業は増加しつつありますが、「若者に選ばれる」という意識でCSR活動と人材採用・活用を結び付けて考える企業がどの程度存在するか分析した研究は見当たらないことから、今年の白書では、CSR活動と人材獲得・活用についても分析を行いました。

 

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【目次より抜粋】

■第1部 企業調査分析

・第7回「CSR 企業調査」分析

 

■第2部 ソーシャル・イノベーション、CSRを巡る諸課題と対応

・ソーシャル・イノベーションの理論と実践(倉持 一)

SDGs時代の10タイプ・イノベーション・フレームワーク――社会価値創出のためのESG経営モデル(金田 晃一)

・社員ボランティア、消極派と積極派の分断をつなぐ(中村 天江)

TCFD提言を踏まえた気候関連情報開示と不確実性時代の経営戦略(松本 千賀子)

・新型コロナウイルスの流行と社会課題

  

■第3部 企業事例

・株式会社アダストリア――ワクワクさせる活動が社会を変える

・株式会社サンゲツ――社員一人一人が経営を担い、社会的価値の実現を目指して

・大日本住友製薬株式会社――企業理念の実践=CSR経営を目指して

・滋賀銀行――企業理念の実践=CSR経営を目指して

・ナカバヤシ株式会社――豊かな社会づくりへの貢献を目指して

・株式会社フジクラ――新しいつなぐを目指して

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