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【2023年度終了】日本におけるDXの社会的インパクトに関する研究

総合科学技術・イノベーション会議は、サイバー空間とフィジカル空間を融合したデジタルな社会基盤を構築し、高齢化問題、環境問題、感染症パンデミックなどの深刻な社会的課題の解決に加えて、オール・インクルーシブで新たな社会発展を構想すべきだと述べている。これこそが、DX(Digital Transformation)の核心といえよう。

しかし、日本におけるDXは、主要なIT先進国の取り組みと比較して遅れが目立っている。これからAI(人工知能)がDXの核心をなすと考えられ、とりわけ生成AIやマルチモーダルAIの研究開発、実装については、アメリカ、中国、イギリスに比べ大きく遅れており、さらにドイツ、フランス、インド、韓国、シンガポールなどの諸国とのAI指標の比較をしても決して優位であるとはいえない。そこで、本研究プロジェクトは、まず、各国の戦略、政策の動向、利用可能なデータについて調査しながら、DX、とりわけAIの取り組みと解決しなければならない日本特有の課題群を明らかにする。その上で、課題群を克服するために実証実験とアンケート調査を駆使しながら、Society5.0を実現するためのDX政策群や新たなAI戦略の在り方を提案する。

本研究では特に、AIに関する考察を深め、クラウド基盤の在り方、オープンAPIとデータ疎結合のあり方について実証研究を深める。これを踏まえてセキュリティ政策、個人データ政策のみならず、次世代IT人材育成や創造力を生み出す教育政策についても提案したいと考えている。そして、SDGsおよび地域社会の市民生活への貢献を目指す。

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