歴史から考えるポピュリズム――戦間期ヨーロッパの経験から

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歴史から考えるポピュリズム――戦間期ヨーロッパの経験から

ポピュリズム国際歴史比較研究会 論考・レポート

現代世界では民主主義の衰退が語られ、ポピュリズムの台頭による世論の二極化やイデオロギー対立の深刻化が論じられている。また、いままさにロシアによるウクライナへの軍事侵攻が行われ、第三次世界大戦勃発の可能性すら指摘されている。同様の危機を経験した1930年代欧州と現代世界の事象を比較検証し、共通点および現代に特有の新たな問題を明らかにし、教訓を得る。

※「研究会論考」は202239日に開催したポピュリズム国際歴史比較研究会主催のウェビナーにおける報告を各登壇者がとりまとめたもの、「研究会レポート」は同報告に関連する質疑応答および発言を東京財団政策研究所が構成・編集したものです。

【出席者】(報告順、肩書は当時)

ゲストスピーカー
水島治郎(千葉大学教授)
歴史分析プログラム ポピュリズム国際歴史比較研究会プログラムメンバー
高橋義彦(北海学園大学准教授)
長野晃(慶應義塾大学非常勤講師)
板橋拓己(成蹊大学教授)
細谷雄一(東京財団政策研究所研究主幹/慶應義塾大学教授)※モデレーター兼コメンテーター

 【目次】

<研究会論考>
「『公共の利益』の担い手は誰か――戦間期オランダにおける政党と『非政党的政党』の角逐」(水島治郎)
「非ポピュリズム的?なオーストリア・ファシズム」(高橋義彦)
「ポピュリズムにおける人民/民族とファシズム」(長野晃)
「ヴァイマル共和国の教訓――分断された社会とポピュリズムとしてのナチズム」(板橋拓己)

<研究会レポート>
「質疑応答 戦間期から現代への架橋――歴史から得るべき教訓とは」

細谷 雄一/Yuichi Hosoya

細谷 雄一

  • 研究主幹/政治外交検証研究会幹事/ポピュリズム国際歴史比較研究会幹事

研究分野・主な関心領域

  • 国際政治学
  • 国際政治史
  • 日本の安全保障政策
  • 現代イギリス外交史

板橋 拓己

  • 政治外交検証研究会メンバー/ポピュリズム国際歴史比較研究会メンバー/東京大学大学院法学政治学研究科教授

高橋 義彦

  • ポピュリズム国際歴史比較研究会メンバー/北海学園大学准教授

長野 晃

  • ポピュリズム国際歴史比較研究会メンバー/慶應義塾大学法学部専任講師

水島 治郎

  • 千葉大学大学院社会科学研究院教授