E-2024-007
いま、医療DXに向けては世界で取り組みが進められつつあります。EUでは、2024年4月24日にEHDS(European Health Data Space)に関する法案が欧州議会に承認され、成立まであと少しとなりました。日本においても、データの活用を適切に進めるため、EUのEHDSを参考に、必ずしも本人同意によらない規制を含めた法整備をすすめようという動きがあります。
今回、「地域に根ざした医療DXの実装に向けた人材開発に関する政策研究」プログラムでは、次世代基盤政策研究所(NFI)代表理事・東京大学名誉教授の森田朗先生をお招きし、EHDSに関する解説をいただき、EUの動向を踏まえ日本の医療DXのためには国の仕組みがどうあるべきか、また地域での実装に向けてどのように対応すべきかに関する議論を行いました。当日の森田氏による解説および藤田研究代表との議論の様子を、動画と発表資料にてご紹介します。
登壇者:森田 朗(次世代基盤政策研究所(NFI)代表理事・東京大学名誉教授)
藤田 卓仙(東京財団政策研究所主席研究員)